間違ってなんぼ
間違ってなんぼ
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そもそも"間違い"って誰の基準?
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そもそも"正しさ"って誰の基準?
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そもそも
自分の外側の人からしたら
自分は全部違うと思う
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ならば
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違っても
その人と考えが違っても
自分に相手が興味がなくとも
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相手に興味を持ってしまった自分を無いものにしなくてもいいでしょう
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だからこそ
自分に興味がない相手にも
敬意を払えるんじゃないかと思う
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あってるか
間違ってるか
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ある団体に居た時は
よくその裁きがあちらこちらで生まれて居たもんです
それを規律と呼ぶのか
正しさと言うのか
勝ち組みと言うのか
わたしにはわかりません
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言えることは
そこに居た時
威勢のいい私はいつも萎縮して居ました
間違ったことを言わないように
迷惑をかけないように
いつもアシスタントとトップの人の目を伺い
しまいには
なんの病気もして居ないのに
声が出なくなり
鬱になりました
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"自分が死んでしまう"
そう思って抜け出した後
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"あ"の次は"い"の選択肢しか無かったと教えられて居たのに
"あ"の次は"り"もあり
"あ"の次は"ん"もあり
"あ"の次には無限の可能性があることに
やっと気付きました
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やっと肩の緊張を取ることが出来ました
やっと声が出るようになりました
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でもそれは
"どれも間違いじゃない"
ってことを
色んなことを知った上で
体感したからだと思うのです
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未だにまだ臆病なものはあります
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でも一個ずつ
"自分が間違ってる"
そう感じて
その自分の心を
"無いものにしない"
そう思って
心と言動を限りなく一緒にして居ます
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外側云々ではなくて
自分の心と言動を沿わせます
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そして言った後
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不安と恐怖と闘いまくりです
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でもその時に前と違うのは
不安な自分をちゃんと感じてあげようと
そしてそんなに全部が
悪いことばかりじゃなかったと
自分に思い出させてあげるのです
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ある有名な"能"の先生がおっしゃって居ました
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「"能"が一人前と認められるのは、50代に入ってからです。
それまでは人として見られません。でもそれでもやるしか無いのです。認められ無いことに意識を置いて居たら気が狂います。だからただ、ひたすらにやり続けるのです」
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正しさから脱した時
初めて人は
人になれんのかもしんない
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そんなことを思った素敵なお話を素敵な先生から頂いたのでシェア
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#能#辰巳満次郎#間違ってなんぼ
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